早いもので4月に入りました。
融雪も進み田んぼの土も顔を出してきました。
場所によってはまだまだ雪深いところもありますが
ゆっくりと春へと向かっている深川市です。
ちなみに4月の1,2日で田んぼが隠れるくらいの降雪がありました。
ここではよくあることですね。
さくらんぼの剪定も3月中に無事終わり(剪定が終わると気持ちがかなり楽になります)
お米の種まきに向けての準備に勤しんでおります。
脱芒(だつぼう)と言って、お米の先端から出ている芒(のげ)を取り除く作業です。
このままだと播種の時に引っかかり、機械からうまく落ちないのを防ぐためです。
それと同時に、グレーダーもついているので比重の軽いお米やごみ、埃なども飛ばしてくれます。
これをさらに塩水選にかけて浮いた種を取り除いたり、温湯消毒をしていきます。
暖かくになるにつれ、仕事も盛りだくさんで慌ただしくなる農家の春。
一つ一つの作業は全て意味合いがあり、繋がっています。
どこか怠るとどこかで反動が来るものです。
いい緊張感を保ちつつ丁寧に。
毎日の積み重ねが、食べてもらえた時の感想になると思っています。