先日今年の田植えが無事に終わりました。 次の仕事への合間に、子どもと田植え体験。 長女7歳、次女3歳。 怖いだの汚れるだのと言っていたのもつかの間。 とても楽しんでくれていました。 田んぼの中の土は温かく、肌でその感触を感じてほしかったのです。 こういう環境があり、私には当たり前でも 子どもにしたら非日常的な体験。 太陽浴びて肌で感じて、もしかすると贅沢な環境なのかもしれません。 久しぶりの子どもとの時間。 いいおうち時間でした(*^^*) 次は田んぼの生き物探しをしようかな
2020年5月
旅立ちに持っていくお弁当
「弁当肥え」と言って、田植えの3~5日前に液肥を与えます。 その養分をもって田んぼに行くので弁当肥えと言います。 当園で使用しているのは以前話した「EM」です。 光合成細菌、乳酸菌、酵母などの有用な微生物たち。 そのまま菌をつけて田んぼに行くことで、田んぼの土ももっと生きてきます。 使い続けることでより生きてくると思います。 肥料や液肥などの農業資材は、様々な種類があります。 その中で自分がどうしたいかで、どう作りたいかで選ぶ資材も変わってきます。 人にも自然にもやさしいもの
かわいい苗には旅をさせよ
田植えの一週間くらい前から、苗を夜温に慣らします。 それまでは風が強い時や低温の時は、ハウスの中で一定の温度を保っているのですが 植えてから急に夜温にさらされると、苗が弱ってしまいます。 5月の半ばとは言え、そこは北海道。 最低気温が1度や2度の時もあり、その時の為に徐々に夜もハウスを開けて慣れさすのです。 その他に、当園では苗が小さいうちに15キロ程あるローラーで、苗を踏みます。 こうすることにより、苗にストレスがかかりエチレンが発生し、折れた部分を戻そうとす
苗が出すサイン
朝に水滴を持つ稲の苗がとても綺麗です。 これは水孔(すいこう)と呼ばれる穴から、根から吸い上げた水分が押し出され水滴となります。 植物が生きていることを実感する瞬間であり、土中に水分があるサインでもあります。 他に葉が巻いたり、変色したりと異常を示すサインを出す時があるので できるだけ早く気付いて対処できるようにしています。 秋の出来を左右する、大切な期間です。