早いもので3月。
少しずつ陽も長くなり、ゆっくりと春へ近づいているのを肌でも感じます。
冬季間はゆっくり…とはいかず、春への準備に勤しんでいます。
1月の半ばから始まるさくらんぼの剪定。
以前は2月から始めていたのですが、お米の方が始まるとなかなか手がつけれず
4月半ばまでかかってしまう年もありました。
前もって余裕をもって進めるためにスタートが年々早くなり、1月の半ばからになりました。
さすがにまだ厳冬期なので指先も感覚がなくなったり、急に吹雪いたりと冬ならではの大変さもあります。
雪深いのでスノーシューを履きながら脚立を使う時は脱いでと、歩くだけでもいい運動になったりも。
木の大きさや品種、樹齢も様々なので、当たり前ですが一本一本切り方も変わってきます。
一度に切って揃えたりはせず、今年はここまで。来年はあの枝も。
葉をつけた姿を想像しながら、こつこつと少しづつ
苗木を植えてもウサギにかじられ、枯れていく木もあったり
虫や病気で枯れてしまう木もある中で
夏にたくさんの実をつけて、皆さんが喜んでいるのを見ると
私たちにはもちろん、木にもその姿は伝わって
また喜んでほしいと頑張れるのです。
そのための準備期間です。