平野部でも紅葉が進み、秋が深まってきました。
スーパーや催し物でも新米が並び始め、味が気になるところです。
令和元年産の新米ゆめぴりかを食べてみました。
まず、玄米を精米した時の匂いがいいです。例えようのないこの匂い。
いざ炊いてみると、炊飯器を開けた時の湯気と一緒に上がってくる香り。そして艶。
この時点で食欲をそそられます。
箸でつまみ口の中に頬張ると、ゆめぴりかの特徴でもある甘みが口の中いっぱいに広がります。
粘りのある粒を噛めば噛むほど、甘みがにじみ出てきます。
と、少し大げさに聞こえるかもしれませんが、約半年手塩にかけて育てたお米の一口目は
どうしても気持ちが入ってしまい、特別な感情を持ってしまいます。
手前味噌ですが、今年も良質なお米ができました。
無事に育ち収穫でき、口の中まで運ぶことができて感謝しかありません。
あとはこの味を、一人でも多くの方に味わってほしいなと思います。
そして台風19号が残した爪痕を、新聞やニュースで見るたびに胸が痛くなります。
自然はいつも感動や癒しを与えてくれますが、時として猛威をふるいます。
改めて自然災害の恐ろしさを目の当たりにしました。
どうかこれ以上被害が大きくならず、これ以上犠牲者が出ませんように。
ただただ祈るばかりであります。